ライフステージとしての最終段階が、充実したものになるために、利用者をとりまく人的・物的環境を整えることは重要である。
最期の時間を豊かに過ごせ、穏やかな死が迎えられるように、ICFの視点から、個別性と独自性が浮かび上がるアセスメントを行う。
また、アセスメントの際はターミナルケアの基本的な理念を押さえている必要がある。
(1)利用者や家族の生活の質を最優先し、利用者と家族が安心して過ごせるケアを実施する。
(2)人が生きることを尊重し、人それぞれの死への過程に敬意を払う。死を早めることも遅らせることもしない。
(3)利用者の痛みやその他の不快な症状を緩和すると共に、心理的・社会的苦痛の解決を支援し、霊的痛みに共感し、生きることに意味を見いだせるようにケアする。
(4)利用者の自己決定、家族の意思を最大限尊重する。